紺紙金銀泥達磨多羅禅経

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資料名
紺紙金銀泥達磨多羅禅経(こんしきんぎんでいだるまたらぜんきょう )
分類
【指定文化財】一宮市指定文化財 美術工芸品(書跡・典籍) (管理番号31063)
所有者
成願寺
員数
1 巻
指定年月日
昭和36年 3 月27日
解説
達磨多羅禅経は2巻で、修道行経とも称し、禅定三昧に入る方法を説いたものです。その撰者は達磨多羅(ダルマトラータ)とされるためこの名がありますが、実は達磨多羅の師の仏大先(ブッダセーナ)が撰者と考えられます。本寺所蔵の経は、紺色の料紙に銀罫を引き、本文は銀字金字を一行ごとに交ぜ書きした平安時代の写経です。表紙や題簽(だいせん)も金銀泥・金泥を用いた豪華絢爛たるものです。天治3年(1126)奥州藤原氏初代清衡が自ら開いた天台宗中尊寺に奉納した一切経、いわゆる中尊寺経の1巻をなすものです。一紙の縦25.7cm、横52.1cm、全長1431cm
子ども用かいせつ
平安時代(へいあんじだい)にまとめられた中尊寺経(ちゅうそんじきょう)とよばれるお経(きょう)のひとつです。